1.05.2標準
論理ボリュームの更新前の状態を同一VG内で参照できるようにし、短時間のバックアップ取得に利用する。
元LVの変更ブロックを追跡する方式を想定する。
LVMスナップショットの説明として適切なのはどれか。
× 不正解
LVMスナップショットは作成時点のLVをcopy-on-writeで参照可能にする。同一ストレージ障害から守る独立バックアップではなく、容量枯渇や性能影響にも注意する。
詳細解説
誤り元LVの全ブロックを直ちに別ディスクへ複製する
通常のLVMスナップショットは作成時に全ブロックを別ディスクへ完全複製しない。
誤り。通常のLVMスナップショットは作成時点で元LV全体を別ディスクへコピーせず、変更に応じて保持領域を使う。
正しい作成時点の状態を変更ブロックの追跡により参照可能にする
copy-on-writeで元LVの更新前ブロックを保持し、時点状態を提供する。
正しい。copy-on-writeにより元LVの更新前ブロックを退避し、作成時点の論理的な内容を参照できる。
誤り複数PVを1つのVGへまとめる
VG作成・拡張の役割で、時点状態の保持ではない。
誤り。PV集約はVGの基本機能で、既存LVの過去時点を提供しない。
誤りUEFIブートローダーをファームウェアへ登録する
EFIブート管理の役割で、LVMスナップショットとは無関係である。
誤り。ファームウェアの起動設定であり、LVMのブロック追跡機能とは異なる。
実際に確かめる
一時的な検証環境で実行できる例です。
lvcreate --help 2>&1 | grep -E -- '--snapshot|-s' | sed -n '1,4p'期待される結果
スナップショット作成用-sまたは--snapshotの説明理解のポイント
- 時点状態を提供
- 変更前ブロックを保持
- 独立バックアップではない
確認時の注意
- 確認環境: LVM2 / ヘルプ表示のみ
基礎のおさらい
容量枯渇
classic snapshotの保持領域が変更量で満杯になるとスナップショットが無効になり得る。
バックアップとの違い
同じVGや装置上のスナップショットは装置故障に耐えないため、別媒体へのバックアップが必要である。
問題IDKL-101-577
確認環境LVM2 / ヘルプ表示のみ
最終技術確認2026-08-13
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