106.1基礎
従来のXセッションで起動したアプリケーションやセッションスクリプトの診断出力を、ユーザーのホームで確認する。
代表的なファイルはどれか。
× 不正解
~/.xsession-errorsは従来のXセッションでユーザー側の診断に使われることがある。保存方法はdisplay managerやディストリビューションで異なる。
詳細解説
誤り
~/.XauthorityX11認証cookieを保持するデータベースである。
誤り。.XauthorityはXクライアント接続に使う認証データベースで、アプリのエラーメッセージを読むログではない。
正しい
~/.xsession-errorsXセッションの標準エラー等が記録されることがある。
正しい。従来のXセッションではユーザーのセッション起動処理やアプリの標準エラーが.xsession-errorsへ集められることがある。
誤り
~/.bash_logoutBashログインシェル終了時のコマンドを記述する。
誤り。.bash_logoutは対話的ログインBashの終了時に実行するコマンドを記述し、Xセッション診断を自動収集しない。
誤り
/etc/X11/xorg.confXorgのシステム設定で、ユーザーセッションのエラーログではない。
誤り。xorg.confはXサーバー構成を記述する入力ファイルで、ユーザーごとの実行時エラーを追記するログではない。
実際に確かめる
一時的な検証環境で実行できる例です。
test -r "$HOME/.xsession-errors" && tail -n 5 "$HOME/.xsession-errors" || printf '%s\n' 'not present in this session'期待される結果
存在すれば末尾5行、なければ不在案内理解のポイント
- ユーザー単位の診断
- 認証ファイルではない
- 環境により不在
確認時の注意
- 確認環境: Linuxデスクトップ / 読取のみ
- ファイルの有無と記録内容はデスクトップ環境に依存する。
基礎のおさらい
環境差
display managerやsystemd統合によってはユーザーjournal等へ記録され、.xsession-errorsが作られない。
情報保護
セッションログにはパスやアプリ情報が含まれ得るため、共有前に個人情報や秘密値を確認する。
問題IDKP-106-647
確認環境Linuxデスクトップ / 読取のみ
最終技術確認2026-08-13
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