1.07.3標準
宛先app.example.testまでの経路とPath MTUの変化を、通常ユーザーで調査する。
tracepathが導入されている。
適切なコマンドはどれか。
× 不正解
tracepathは宛先までの経路とPath MTUを調べるためのツールで、一般に特権を必要とせず利用できる。
詳細解説
正しい
tracepath app.example.test経路を追跡し、Path MTUに関する情報も表示できる。
tracepathは宛先までの経路を追跡し、PMTUの変化も出力できる。通常ユーザーで利用できるよう設計されている。
誤り
route app.example.testローカル経路表の操作で、宛先までの各ホップやPath MTUを探査しない。
routeはローカル経路表を表示・変更する。複数の中継ホップへプローブしてPath MTUを調査しない。
誤り
ss app.example.testローカルソケット情報の表示で、ネットワーク経路を追跡しない。
ssはローカルのTCP、UDP、UNIXソケットなどを表示する。宛先までのネットワーク経路は追跡しない。
誤り
hostname app.example.testホスト名変更の系統で、経路診断ではない。
hostnameはホスト名を扱うコマンドである。経路やパケットサイズ制約を調査する機能はない。
実際に確かめる
一時的な検証環境で実行できる例です。
tracepath -h 2>&1 | sed -n '1,10p'期待される結果
tracepathの宛先やオプションの使用方法理解のポイント
- 経路ホップを追跡
- Path MTUを表示
- 通常ユーザーで利用可能
確認時の注意
- 確認環境: iputils tracepath help / 外部通信なし
- 検証ではhelpだけを読み、外部宛ての経路探査は行わない。
基礎のおさらい
Path MTU
送信元から宛先までの経路上で、断片化なしに通せる最大IPパケットサイズである。
MTU問題
一部通信だけ停止する場合、Path MTU DiscoveryとICMPフィルタリングの組合せも調査対象になる。
問題IDKL-102-989
確認環境iputils tracepath help / 外部通信なし
最終技術確認2026-08-13
誤り・権利侵害を報告