1.07.1基礎
IP上のトランスポートプロトコルについて、TCPの基本的な性質を確認する。
TCPの説明として適切なものはどれか。
× 不正解
TCPは接続指向のトランスポートプロトコルで、順序制御・確認応答・再送などにより信頼性のあるバイトストリームを提供する。
詳細解説
正しい接続を確立し、順序制御や再送によって信頼性のあるバイトストリームを提供する
TCPは接続指向で、順序番号や確認応答を用いて信頼性を提供する。
TCPは接続を確立し、順序番号・確認応答・再送を使って欠落や並びを制御する。アプリケーションには連続したバイトストリームを提供する。
誤り接続を確立せず、各データグラムの到着や順序を保証しない
UDPの基本的な性質を説明している。
接続確立を行わずデータグラム単位で送るのはUDPの通信モデルである。TCPは接続状態を管理する。
誤りIPパケットのエラー通知と診断だけを担当し、ポート番号を持たない
ICMPの役割を説明している。
到達不能やTTL超過などを通知し、ポートを持たないのはICMPである。TCPはポートでアプリケーションを識別する。
誤りホスト名をIPアドレスへ変換するアプリケーションプロトコルである
DNSの役割で、TCP自体の説明ではない。
ホスト名をIPアドレスへ変換するのはDNSの役割である。TCPはDNSなどが利用できる下位のトランスポートである。
実際に確かめる
一時的な検証環境で実行できる例です。
python3 -c "import socket; print(socket.getprotobyname('tcp'), socket.SOCK_STREAM)"期待される結果
6 1(TCPのプロトコル番号とストリームソケット種別)理解のポイント
- 接続指向
- 順序制御と再送
- バイトストリーム
確認時の注意
- 確認環境: Python 3 socket / 外部通信なし
基礎のおさらい
信頼性
TCPの信頼性は再送や順序制御を指し、アプリケーション処理そのものの成功を保証する意味ではない。
バイトストリーム
TCPはメッセージ境界を保存しないため、受信側アプリケーションがプロトコルの区切りを解釈する。
問題IDKL-102-953
確認環境Python 3 socket / 外部通信なし
最終技術確認2026-08-13
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