1.08.2標準
複数のanacronジョブが同時に開始しないよう、各ジョブの基本遅延へ最大20分のランダム遅延を加える。
適切な設定はどれか。
× 不正解
RANDOM_DELAY=Nは、各ジョブの指定delayへ0~N分程度のランダムな追加遅延を与える。
詳細解説
正しい
RANDOM_DELAY=20ジョブのdelayへ加えるランダムな追加分の上限を指定する。
RANDOM_DELAY=20により、ジョブ固有delayへランダムな0~20分程度の追加分を与える。
誤り
START_HOURS_RANGE=20開始可能時間帯の書式であり、ランダム遅延ではない。
START_HOURS_RANGEは6-22のような時間帯用で、ランダム分散値を設定しない。
誤り
DELAY=RANDOM:20anacrontabの標準的な環境設定名ではない。
個別delayは各ジョブ行へ数値で書き、このDELAY=RANDOM:20という環境設定形式ではない。
誤り
NICE_DELAY=20プロセスnice値とランダム開始遅延を結びつける設定ではない。
niceは実行中プロセスのCPU優先度を扱い、開始時刻をランダムに遅らせる設定ではない。
実際に確かめる
一時的な検証環境で実行できる例です。
printf '%s
' 'RANDOM_DELAY=20' | cut -d= -f2期待される結果
20理解のポイント
- 単位は分
- 基本delayへ追加
- 同時起動を分散
確認時の注意
- 確認環境: POSIX cut / 模擬設定のみ
基礎のおさらい
負荷分散
同時に多数の保守処理が始まることを避け、ディスクやネットワークの瞬間負荷を分散できる。
合計遅延
ジョブ行の基本delayにRANDOM_DELAYの値が加わるため、開始見込みは両方を考慮する。
問題IDKL-102-1053
確認環境POSIX cut / 模擬設定のみ
最終技術確認2026-08-13
誤り・権利侵害を報告