1.02.4標準
恒久保存は不要だが、通常のシステム再起動では削除されないことを期待する一時作業ファイルを置く。
FHS上で目的に合うディレクトリはどれか。
× 不正解
FHSの/var/tmpは再起動をまたいで保持される一時ファイル向けである。/tmpはより短命で、起動時に消去され得る。
詳細解説
誤り
/run起動中の実行時可変データ向けで、再起動をまたぐ保持を想定しない。
誤り。/runはブート以降の実行時状態向けで、再起動すると再作成される性質を持つ。
誤り
/tmp一般的な一時ファイル用だが、再起動時に削除されることが許容される。
誤り。/tmpは一般的な一時領域だが、プログラムは再起動後にも残ると想定すべきではない。
誤り
/var/logログファイル用で、一時作業ファイルの一般配置先ではない。
誤り。/var/logは記録としてのログ向けで、任意の一時作業データを置く場所ではない。
正しい
/var/tmp一時ファイルのうち、システム再起動をまたいで保持されるもの向けである。
正しい。/var/tmpは一時データでありながら、システム再起動をまたぐ保持が必要な場合の配置先である。
実際に確かめる
一時的な検証環境で実行できる例です。
test -d /var/tmp && printf '/var/tmp exists\n'期待される結果
/var/tmp exists理解のポイント
- /var/tmpはrebootをまたぐ
- /tmpは短命
- /runはruntime data
確認時の注意
- 確認環境: FHS準拠Linux / ディレクトリ存在確認のみ
基礎のおさらい
削除ポリシー
/var/tmpも恒久保存ではなく、管理ポリシーにより一定期間後に削除され得る。
用途別分離
再生成可能な短命データ、再起動をまたぐ作業データ、監査用ログを別階層で管理する。
問題IDKL-101-429
確認環境FHS準拠Linux / ディレクトリ存在確認のみ
最終技術確認2026-08-13
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