1.02.1標準
全利用者がファイルを作成できる共有ディレクトリがある。
他人が所有するファイルを一般利用者が削除・名前変更できないようにする。
ディレクトリへ追加する特殊モードはどれか。
× 不正解
sticky bit付きの書き込み可能ディレクトリでは、一般利用者による他人のファイルの削除・名前変更が制限される。
詳細解説
正しいsticky bit
削除・名前変更をファイル所有者、ディレクトリ所有者、特権利用者などに制限する。
正しい。sticky bitは書き込み可能な共有ディレクトリで、他人の項目を勝手に削除・改名しにくくする。
誤りset-user-ID
共有ディレクトリ内の他人のファイル削除制限を提供しない。
誤り。SUIDはこの削除制限を提供せず、共有ディレクトリの要件に対応しない。
誤りset-group-ID
所有グループ継承には使えるが、削除者を所有者へ限定しない。
誤り。SGIDはgroup継承に有効だが、同じグループの他人による削除を単独では制限しない。
誤りread-only bit
Linuxの標準特殊モード名ではなく、作成可能という要件とも両立しない。
誤り。その標準特殊モードはなく、ディレクトリを読み取り専用にすると全員が作成できる要件も失う。
実際に確かめる
一時的な検証環境で実行できる例です。
tmp=$(mktemp -d); chmod 1777 "$tmp"; stat -c '%A %a' "$tmp"; chmod 700 "$tmp"; rmdir "$tmp"期待される結果
drwxrwxrwt 1777理解のポイント
- sticky bit
- other execute位置のt
- /tmpで代表的
確認時の注意
- 確認環境: GNU coreutils 9.x / 一時ディレクトリ
基礎のおさらい
表示文字t
otherのxとstickyが両方あるとls -lの末尾にtが表示される。
代表例/tmp
/tmpは一般に1777で、全員の作成と削除制限を両立する。
問題IDKL-101-384
確認環境GNU coreutils 9.x / 一時ディレクトリ
最終技術確認2026-08-13
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