同じVPCの2つのAZにLinux EC2を配置し、NFS対応アプリが同じ共有ファイルを読み書きする。各AZにアプリの稼働先があり、単一AZを失っても残るAZから同じファイルへアクセスしたい。
アプリをオブジェクトAPI向けに変更せず、ファイルサーバーを自前運用しない。クライアントの再試行、NFSのアクセス権限とセキュリティグループは準備する。
最も適切な構成はどれか。
EFS Regionalと利用する各AZのマウントターゲットで、共有ファイルの保存と接続経路を冗長化する。
詳細解説
同じパス名でも別ボリュームの内容は共有されない。同期や共有サーバーのない個別保存では同じファイルを読めない。
データの冗長保存と接続経路は別である。固定したターゲットのAZが失われると、残るAZのローカル経路がない。
別AZからのマウント自体は可能だが、データの保存先は1つのAZである。保存AZを失う条件への耐性はRegionalと異なる。
データを複数AZへ冗長保存し、残るAZの接続経路を用意できる。クライアントとマウントターゲットの通信許可も必要となる。
公式資料で確認する
以下の項目を公式資料の記述と照合して確認します。
公式資料で保存・接続・スケーリングの範囲と前提を確認する。
参考にした公式資料
確認できる内容
誤答の運用上の限界と、設定後にアプリで確認する内容を説明できる。
理解のポイント
- EFS Regional
- マウントターゲット
- 共有ファイル
確認時の注意
- 確認環境: AWS公式SOA-C03試験ガイドとAWS公式ドキュメントの確認
- AWS公式SOA-C03試験ガイドと各サービスの公式ドキュメントを確認する。
基礎のおさらい
RegionalとOne Zoneの違い
Regionalは同一リージョンの複数AZへデータを冗長保存し、One Zoneは1つのAZへ保存する。One Zoneへ別AZから接続しても保存先が増えるわけではない。アプリはNFSのファイル権限・整合性・ロックの扱いに対応する必要があり、単にオブジェクトを個別ダウンロードする方式とは要件が異なる。
保存が冗長でも経路の準備は必要
Regionalでは利用するAZごとに1つのマウントターゲットを作れる。同じAZの複数サブネットはそのターゲットを共有でき、サブネットごとに1つ作る必要はない。クライアントの送信とターゲットの受信でTCP 2049を許可し、起動時のマウントと再試行も確認する。AZ障害時には残るAZのクライアントと経路が稼働していることが必要で、既存アクセスの無停止を保証する設定ではない。