運用開始前のS3汎用バケットに重要ファイルを保存する。今後の上書きやversionIdを指定しない誤削除があっても、7日以内なら保存した過去の版から復元したい。
非現行バージョンを7日以内に削除するLifecycleルールは設定せず、復元に必要な権限を用意する。過去の全バージョンの永久削除への対策は別に扱う。
最も適切な基本設定はどれか。
S3 Versioningを事前に有効化し、保存された版と削除マーカーを確認して復元する。保持と永久削除の権限も別に管理する。
詳細解説
有効化前に失われた本文を遡って作成する機能ではない。事前の保存が必要である。
停止中は新しい一意の版が蓄積される有効状態とは動作が異なり、同じnull版の上書きで履歴を失い得る。
今後の上書きで別の版を保持し、versionId未指定の削除はdelete markerとなる。保存された版から復元できる。
非現行の版を永久削除すると復元元が失われる。1日で失効する設定は今回の保持要件と合わない。
公式資料で確認する
以下の項目を公式資料の記述と照合して確認します。
公式資料でVersioningの有効化前後・停止中の動作、versionId付き削除と削除マーカー、以前の版の復元を確認する。
参考にした公式資料
確認できる内容
上書きは保存済み版のコピー、通常削除は適切なdelete markerの確認で復元でき、永久削除済みの版は戻らないと説明できる。
理解のポイント
- S3 Versioning
- delete marker
- versionId
確認時の注意
- 確認環境: AWS公式SOA-C03試験ガイドとAWS公式ドキュメントの確認
- AWS公式SOA-C03試験ガイドと各サービスの公式ドキュメントを確認する。
基礎のおさらい
上書きと通常削除の復元を区別する
有効化した汎用バケットでは、上書きが新しい版を作り、versionId未指定の削除がdelete markerを作る。上書きの復元では保存済みの望む版を同じキーへコピーすると、それが新しい現行版になる。通常削除から戻す場合は現行マーカーと残る版を確認し、該当マーカーのversionIdを指定して取り除く方法がある。
保存された履歴にだけ復元できる
Versioningを後から有効化しても、すでに消えた本文は復活しない。停止中のnull版の扱い、非現行版のLifecycle失効、versionIdを指定した永久削除は別に確認する。保持済みの版がなくなればVersioningだけでは復元できない。すべての版がオブジェクト全体として保存されるため、履歴の保持と費用を運用で確認する。