1.07.3標準
iputils版pingで192.0.2.1を診断する。
応答の有無にかかわらず、開始から5秒でping全体を終了させる。
適切なコマンドはどれか。
× 不正解
iputils版pingの-w DEADLINEは、送信回数や応答状況とは別にping全体の実行期限を秒単位で設定する。
詳細解説
正しい
ping -w 5 192.0.2.1-wはping全体のdeadlineを秒単位で指定する。
iputils pingの-w 5は開始から5秒という全体deadlineを設定する。応答や回数にかかわらず期限で終了できる。
誤り
ping -i 5 192.0.2.1-iはecho要求の送信間隔を指定する。
-i 5はecho要求同士の間隔を5秒へ変更する。ping全体を5秒で打ち切る意味ではない。
誤り
ping -s 5 192.0.2.1-sはecho要求のデータ部サイズを指定する。
-s 5はICMPデータ部を5バイトにする。時間制限には関係しない。
誤り
ping -c 5 192.0.2.1-cは送信回数で、開始から5秒という期限ではない。
-c 5はecho要求を5個送る指定である。応答待ちや間隔により実行時間が5秒を超えることがある。
実際に確かめる
一時的な検証環境で実行できる例です。
ping -h 2>&1 | grep -E -- '-w.*deadline|-W.*timeout' | head -n 2期待される結果
-wがdeadline、-Wがtimeoutであることを示すhelp行理解のポイント
- -wは全体deadline
- -Wは個別応答待ち
- -cは送信回数
確認時の注意
- 確認環境: iputils ping help / パケット送信なし
- 実装差を避けるためiputils版を前提とし、helpだけを検証する。
基礎のおさらい
deadlineとtimeout
deadlineはプロセス全体、timeoutは個々の応答待ちという異なる範囲を制御する。
自動診断
監視スクリプトでは回数とdeadlineを組み合わせ、想定以上に長く待たないようにする。
問題IDKL-102-993
確認環境iputils ping help / パケット送信なし
最終技術確認2026-08-13
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