1.07.2基礎
iproute2を使い、現在のIPv4ルーティングテーブルからデフォルトルートだけを変更せず確認する。
適切なコマンドはどれか。
× 不正解
ip route show defaultは宛先default、すなわちIPv4の0.0.0.0/0に相当する経路へ表示を絞る。
詳細解説
正しい
ip route show defaultdefaultに一致する経路だけを表示する。
route showの検索対象へdefaultを指定すると、0.0.0.0/0に相当する経路だけを参照できる。
誤り
ip address show defaultaddressオブジェクトにdefaultというインターフェースを指定する形である。
address showはインターフェースへ割り当てられたローカルアドレスを見る。defaultはアドレスオブジェクトの対象名ではない。
誤り
ip route add defaultデフォルト経路を追加する変更操作で、next hop等も不足する。
route addは経路を変更する操作である。next hopやdeviceもなく、参照だけという目的と異なる。
誤り
ip neighbor show default近隣キャッシュの表示で、デフォルトルートを扱わない。
neighbor showはARPやIPv6近隣探索のキャッシュを表示する。外部宛ての既定経路を表示する操作ではない。
実際に確かめる
一時的な検証環境で実行できる例です。
ip route show default 2>/dev/null || printf '%s
' 'ip command is not available'期待される結果
default via GATEWAY dev INTERFACEなどの行、未設定なら空、または未導入メッセージ理解のポイント
- route showは参照
- defaultは0.0.0.0/0
- viaとdevを確認
確認時の注意
- 確認環境: iproute2 / 読み取り専用
基礎のおさらい
デフォルトルート
より具体的な宛先経路がないパケットを転送するための最終候補となる。
経路選択
一般に最長プレフィックス一致を優先するため、defaultより具体的な経路があればそちらが選ばれる。
問題IDKL-102-977
確認環境iproute2 / 読み取り専用
最終技術確認2026-08-13
誤り・権利侵害を報告