1.07.2標準
enp1s0に一時設定した192.0.2.10/24だけを削除する。
インターフェース自体やほかのアドレスは残す。
適切なコマンドはどれか。
× 不正解
ip address delete ADDRESS/PREFIX dev INTERFACEは、指定した1つのアドレスを削除する。flushは対象を広く消し得るため要件が異なる。
詳細解説
誤り
ip address flush dev enp1s0条件に一致する複数アドレスをまとめて削除し得る。
address flush dev enp1s0は、そのデバイス上で条件に合う複数アドレスを削除し得る。1つだけ残さず消す要件には範囲が広い。
誤り
ip link delete enp1s0リンク自体を削除する操作で、1アドレスだけの削除ではない。
link deleteはリンクそのものを削除する。物理インターフェースでは適用できない場合もあり、1アドレスだけを外す操作ではない。
誤り
ip route delete 192.0.2.10/24 dev enp1s0経路を削除する構文で、ローカルアドレスを直接削除しない。
route deleteは宛先への経路エントリを消す。ローカルアドレス割り当てはaddressオブジェクトとして別に管理される。
正しい
ip address delete 192.0.2.10/24 dev enp1s0指定したアドレスとプレフィックスを対象インターフェースから削除する。
address deleteにCIDRとdevを渡すと、指定した割り当てだけを対象にできる。ほかのアドレスやリンクは残る。
実際に確かめる
一時的な検証環境で実行できる例です。
ip address help 2>&1 | sed -n '1,3p'期待される結果
ip addressのadd、delete、showなどの構文概要理解のポイント
- address delete
- 対象アドレスを明示
- flushとの範囲差
確認時の注意
- 確認環境: iproute2 help / 状態変更なし
- 接続断を避けるため、実機では対象と管理経路を確認してから変更する。
基礎のおさらい
対象範囲
ネットワーク変更コマンドでは、単一対象のdeleteと一括操作のflushを明確に区別する。
経路の連動
アドレス削除により、そのアドレスから導出された接続経路も変化する場合がある。
問題IDKL-102-964
確認環境iproute2 help / 状態変更なし
最終技術確認2026-08-13
誤り・権利侵害を報告