1.06.2標準
ローカル管理者が作成した実行スクリプトreportctlを、全利用者がコマンド名だけで使えるようにする。
ディストリビューション管理パッケージのファイルと分離する。
一般的な配置先はどれか。
× 不正解
/usr/local/binはローカル管理者が導入する全利用者向けコマンドの一般的な配置先で、標準PATHに含まれることが多い。
詳細解説
誤り
/tmp/reportctl一時領域で永続配置に適さず、通常PATHにも含まれない。
/tmpは再起動や定期処理で消去され得る一時領域で、第三者も利用する。全利用者向け管理コマンドの永続配置には適さない。
誤り
~/bin/reportctlホーム所有者向けの配置で、全利用者共通にならない。
~/binは1ユーザーのホーム配下である。所有者個人には使えるが、全利用者へ同じパスで提供する配置にならない。
正しい
/usr/local/bin/reportctlローカル管理者が導入する全利用者向けコマンドの一般的な配置先である。
/usr/local/binはローカル管理者がパッケージ管理外で導入する利用者コマンドの一般的な場所である。標準PATHに含まれる構成も多い。
誤り
/var/log/reportctlログデータ用階層で実行コマンドの配置先ではない。
/var/logはサービスやシステムのログを置くデータ階層である。実行コマンドの配置先として分類されない。
実際に確かめる
一時的な検証環境で実行できる例です。
printf '%s\n' "$PATH" | tr ':' '\n' | grep -Fx /usr/local/bin || true期待される結果
PATHに含まれる環境では/usr/local/bin。最小環境では出力なし理解のポイント
- /usr/localはローカル導入
- binは利用者コマンド
- PATHと実行権も必要
確認時の注意
- 確認環境: FHS準拠Linux / 読み取りのみ
- 対象システムの管理方針が別の配置先を定めている場合はそれに従う。
基礎のおさらい
/usr/local
ディストリビューションが管理する/usrと分けて、サイト固有に導入したファイルを置くための階層である。
配置だけでは不十分
所有権、読み取り・実行権、PATHへの包含、スクリプト内部のコマンド解決も合わせて確認する。
問題IDKL-102-919
確認環境FHS準拠Linux / 読み取りのみ
最終技術確認2026-08-13
誤り・権利侵害を報告