1.06.1基礎
ログインシェルを使う全利用者に共通の環境変数を設定する。
個人のホームディレクトリには設定を置かない。
標準的な設定先はどれか。
× 不正解
/etc/profileはログインシェル向けのシステム全体初期化ファイルである。利用者固有の設定とは適用範囲が異なる。
詳細解説
正しい
/etc/profileログインシェル向けのシステム全体設定を記述する。
/etc/profileはログインシェルの開始時にシステム全体へ適用する設定を置く。全利用者へ共通の環境変数を設定する要件に一致する。
誤り
~/.bash_profile特定ユーザーのBashログイン設定である。
~/.bash_profileはホーム所有者だけのBashログイン設定である。全利用者へ共通適用する設定先にはならない。
誤り
~/.bashrc特定ユーザーの対話的Bash設定である。
~/.bashrcはユーザー固有の対話的Bash設定である。適用範囲が個人に限られ、ログイン全体設定とも異なる。
誤り
~/.bash_logoutログインBashの終了時に処理される。
~/.bash_logoutはログインBashを終了するときの後処理用である。ログイン開始時の環境初期化には使わない。
実際に確かめる
一時的な検証環境で実行できる例です。
test -r /etc/profile && sed -n '1,8p' /etc/profile期待される結果
/etc/profileの先頭部分。内容は環境により異なる理解のポイント
- /etc/profileは全体設定
- ログイン時に処理
- ユーザー設定より広い範囲
確認時の注意
- 確認環境: GNU Bashを利用するLinux / 読み取りのみ
- 実際の内容や補助ファイルの読み込み方はディストリビューションで異なる。
基礎のおさらい
システム全体とユーザー固有
/etc配下は管理者が全体設定に使い、ホームのドットファイルはユーザー固有設定に使う。
ログインと対話
ログイン時の環境設定と、対話操作用のaliasやプロンプト設定は読み込み条件が異なる。
問題IDKL-102-895
確認環境GNU Bashを利用するLinux / 読み取りのみ
最終技術確認2026-08-13
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