1.08.2基礎
夜間は停止する端末で日次保守を実行したい。予定時刻に停止していても、次回起動後に未実行分を補いたい。
適した仕組みはどれか。
× 不正解
anacronは常時稼働しないホストでも実行履歴を基に、期限を過ぎた日単位の周期ジョブを後から実行できる。
詳細解説
誤りユーザーcrontabだけを使う
通常のcronは停止中の予定時刻を後から自動補完しない。
通常のcronは停止中に到来した予定時刻を記録して、次回起動時に自動再実行する仕組みではない。
誤りatqだけを使う
atqは予約一覧の表示で、定期実行を登録しない。
atqは既存atジョブを表示するだけで、日次ジョブの期限を管理しない。
正しいanacronを使う
前回実行日を追跡し、起動後に期限を過ぎた周期ジョブを実行できる。
anacronは前回実行記録を確認し、日次周期を過ぎていれば起動後の遅延を経て実行する。
誤りatrmを使う
atrmはatジョブの削除用である。
atrmは予約を取り消すコマンドで、逃した周期処理を補完しない。
実際に確かめる
一時的な検証環境で実行できる例です。
anacron --help 2>&1 | sed -n '1,10p'期待される結果
anacronの使用方法理解のポイント
- missed jobを補完
- 日単位の周期
- 起動後にdelay
確認時の注意
- 確認環境: anacron help / ジョブ実行なし
基礎のおさらい
常時稼働しない端末
ノートPCや夜間停止する機器ではanacronが日・週・月単位の保守に適する。
時刻精度
anacronは特定の分刻み時刻を保証する用途ではなく、周期と実行可能時間帯で制御する。
問題IDKL-102-1051
確認環境anacron help / ジョブ実行なし
最終技術確認2026-08-13
誤り・権利侵害を報告