1.03.5標準
現在のシェルからこれから起動する子プロセスに、標準エディタとしてnanoを知らせる。
環境変数EDITORを使用する。
適切なコマンドはどれか。
× 不正解
export EDITOR=nanoは値の設定と環境への公開を同時に行う。対応するプログラムはこの値を標準エディタ選択に利用できる。
詳細解説
誤り
EDITOR=nanoシェル変数は設定するが、既存の非export変数なら子プロセスへ渡らない。
誤り。既にexport属性がある場合を除き、新規の単純代入だけでは後から起動する別プロセスの環境へEDITORが含まれない。
正しい
export EDITOR=nano値を設定してexport属性を付け、以後の子プロセス環境へ渡す。
正しい。EDITORへnanoを設定してexportするため、対応する子プログラムが標準エディタとして参照できる。
誤り
set EDITOR nanoBashでは位置パラメータの設定として扱われ、EDITORを環境変数にしない。
誤り。Bashのsetはこの形式で名前付き変数を公開するコマンドではなく、EDITORの環境値を作らない。
誤り
echo nano > EDITOREDITORというファイルへ文字列を書き、環境変数を設定しない。
誤り。シェルの出力リダイレクトでカレントディレクトリのファイルを変更するだけで、プロセス環境とは無関係である。
実際に確かめる
一時的な検証環境で実行できる例です。
export EDITOR=nano; sh -c 'printf "%s\n" "$EDITOR"'期待される結果
nano理解のポイント
- EDITORは環境変数
- exportで子へ渡す
- nanoとemacsも選択肢になり得る
確認時の注意
- 確認環境: Bash 5.x / POSIX sh子プロセス
基礎のおさらい
EDITOR
エディタを起動する多くのUnix系プログラムが参照する慣例的な環境変数である。
選択可能なエディタ
nano・emacs・viなどを指定できるが、プログラムによってVISUALを優先する場合や既定値が異なる。
問題IDKL-101-505
確認環境Bash 5.x / POSIX sh子プロセス
最終技術確認2026-08-13
誤り・権利侵害を報告