1.02.1標準
利用者はdocsディレクトリ内の既知のファイル名を指定してアクセスする。
ディレクトリの内容一覧を表示する必要はない。
ディレクトリで、パスをたどって内部の項目へ到達するために必要な権限はどれか。
× 不正解
ディレクトリのxは検索権限とも呼ばれ、名前が分かる内部項目へパスをたどるために必要となる。
詳細解説
誤り読み取り権限だけ
rは主にディレクトリエントリ名の一覧取得を許すが、パス通過にはxが必要である。
誤り。rだけでは一覧名を取得できても、その名前を使って内部項目へ到達する検索権限がない。
誤り書き込み権限だけ
wは項目の作成・削除に関係し、単独ではパスを通過できない。
誤り。wはディレクトリエントリの変更に関係するが、xなしではパスをたどれない。
誤りset-user-IDだけ
ディレクトリ通過を許可する通常権限ではない。
誤り。set-user-IDはディレクトリ通過を許可する通常の検索権限ではない。
正しい実行(検索)権限
ディレクトリのxはパス探索と内部項目への到達を許す。
正しい。ディレクトリのxは検索権限として各パス要素を通過するために使われる。
実際に確かめる
一時的な検証環境で実行できる例です。
tmp=$(mktemp -d); mkdir "$tmp/docs"; touch "$tmp/docs/item"; chmod 111 "$tmp/docs"; test -e "$tmp/docs/item" && echo reachable; chmod 700 "$tmp/docs"; rm -rf "$tmp"期待される結果
reachable理解のポイント
- directory rは一覧
- directory wは項目変更
- directory xは検索・通過
確認時の注意
- 確認環境: POSIX shell / 自分が所有する一時ディレクトリ
基礎のおさらい
一覧と到達
rは名前一覧、xは既知の名前への到達であり、別々に制御できる。
削除の判定
項目の削除は対象ファイル自身より、親ディレクトリのwとxに左右される。
問題IDKL-101-377
確認環境POSIX shell / 自分が所有する一時ディレクトリ
最終技術確認2026-08-13
誤り・権利侵害を報告