103.6標準
PID1とPID2は自分が所有する実行中プロセスである。
util-linux版reniceで両方のnice値を絶対値12へ変更する。
適切なコマンドはどれか。
× 不正解
util-linux版reniceでは--pidの後へ複数PIDを指定できる。--priorityは変更後のnice値を絶対値で設定する。
詳細解説
誤り
nice -n 12 "$PID1" "$PID2"niceは新しく起動するコマンドを受け、既存PIDを複数変更しない。
既存PID変更ではなく新規コマンド起動の構文である。
誤り
renice --relative 12 --pid "$PID1" "$PID2"現在値へ12を加える相対変更で、絶対値12を要求する条件と異なる。
絶対値ではなく各現在値へ12を加える。
誤り
renice --priority 12 --user "$PID1" "$PID2"数値をユーザー識別子として扱う指定で、PID選択ではない。
PIDをユーザー識別子として扱う。
正しい
renice --priority 12 --pid "$PID1" "$PID2"両PIDを対象にし、変更後のnice値を絶対値12として指定する。
正解。両PIDをnice値12へ設定する。
実際に確かめる
一時的な検証環境で実行できる例です。
sleep 1 & PID1=$!; sleep 1 & PID2=$!; renice --priority 12 --pid "$PID1" "$PID2" >/dev/null; ps -o ni= -p "$PID1","$PID2"; kill "$PID1" "$PID2"期待される結果
12を2行(空白幅は環境により異なる)理解のポイント
- reniceは実行中プロセス
- --pidは複数指定可能
- --priorityは絶対値
確認時の注意
- 確認環境: util-linux 2.40以降 / procps-ng
- util-linux 2.40以降の--priorityと--relativeの意味を前提とする。
基礎のおさらい
複数対象
util-linux版reniceは対象種別オプションの後へ複数識別子を並べられる。
所有権
一般ユーザーは通常、自分が所有するプロセスだけを低優先度方向へ変更できる。
問題IDKP-103-101
確認環境util-linux 2.40以降 / procps-ng
最終技術確認2026-08-12
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