Amazon Bedrock Prompt Managementで、複数部署が共用する要約プロンプトを開発している。承認した設定を本番で使い続けながら、開発者は下書きの改善を続けたい。
本番アプリが参照するプロンプト設定を識別できるようにし、次の変更は別途評価してから反映する。
本番の参照先を管理する方法として最も適切なものはどれか。
下書きは反復編集に使い、本番では承認した設定から作成した特定の版を参照する。版のARNを記録すれば適用した設定を識別できるが、生成結果の完全一致やモデルの将来の提供継続まで保証するわけではない。
詳細解説
版は特定時点の設定の静的なスナップショットであり、開発用の下書きと本番の参照先を分けられる。
CreatePromptVersionは下書きの静的なスナップショットを作成し、その版のARNなどを返す。承認した版を本番が利用するよう指定し、次の改訂は下書きで進めて別の版として評価できる。
開発中の変更と本番用の設定を分離できず、承認した状態を固定する要件に合わない。
承認時の状態と後続の開発を同じ編集可能な参照先で扱うと、どの変更を本番へ出すかを制御しにくい。下書きを改善する自由を残しつつ、利用する版はアプリ側で明示する。
名前だけでは、承認した設定のスナップショットを特定できない。
プロンプト名は管理対象を見分ける助けになるが、同じ対象に複数の版が存在する。承認時点の設定を追跡するには、その版を識別する情報と本番の参照設定を対応付ける。
版番号は作成順を識別するものであり、承認や品質を保証するものではない。
版を頻繁に残す運用自体が問題なのではない。作成順だけで本番採用を決めると、試験用の設定まで未評価で適用してしまうため、評価・承認と参照先の変更を別に管理する。
公式資料で確認する
以下の項目を公式資料の記述と照合して確認します。
AIF-C01 Task3.2.5、Prompt ManagementのDeploy a promptとCreate a version、CreatePromptVersionの説明を読み、下書き・版・本番の参照先を図で整理する。
参考にした公式資料
確認できる内容
下書きの編集を続けながら承認した版のARNを本番で参照する構成を説明し、版番号・承認・生成結果の完全一致を区別できる。
理解のポイント
- 下書きとスナップショット
- 版ARNの指定
- 設定と出力の区別
確認時の注意
- 確認環境: 現行AIF-C01 Task3.2とAmazon Bedrock公式資料による参照確認。架空の構成を比較し、AWSアカウント作成・API呼び出し・モデル推論は行わない。
- 公式説明の静的なスナップショットと、作成時に返るID・ARNを確認する。実APIの呼び出しは不要である。
- 版の作成とアプリの参照先の切り替えを別の操作として整理する。評価・承認やモデル提供条件を版番号だけから判断しない。
基礎のおさらい
下書きから本番用の版を作る
Prompt Managementでは下書きを編集・保存し、適用したい設定が決まった時点で版を作成する。版を作る操作は、その時点の設定を残すためのものであり、内容が承認済みかは運用で判断する。
適用する版を明示する
作成時に返る版のID・ARNを、承認記録やアプリの設定と対応付ける。新しい版を作っただけで既存アプリの参照先が自動的に新しい版へ変わるとは考えない。
設定の固定と出力の完全再現を分ける
同じプロンプト版を指定しても、実行時の変数値や生成の揺らぎなどは別に考慮する。記録した設定が同じことと、毎回の出力が一字一句同じことは異なる。