107.2基礎
ディストリビューションがrun-parts等で処理する標準の日次ディレクトリへ、時刻欄を持たない実行スクリプトを置く。
代表的な場所はどれか。
× 不正解
/etc/cron.daily/は日次スクリプト用の代表的な配置先である。実行時刻は上位のcron/anacron設定が決める。
詳細解説
誤り
/etc/cron.hourly/毎時実行用のディレクトリである。
誤り。hourlyへ置くと上位設定に従って毎時実行され、日次という要件より頻度が高い。
誤り
/etc/cron.weekly/毎週実行用のディレクトリである。
誤り。weeklyは週次処理用で、毎日の実行を保証しない。
誤り
/var/spool/cron/ユーザーcrontabのspoolで、日次スクリプト配置先ではない。
誤り。spoolはcrontabコマンドが管理するユーザー登録の保管先で、実行scriptを置くdailyディレクトリではない。
正しい
/etc/cron.daily/日次ジョブの実行スクリプトを置く代表的なディレクトリである。
正しい。cron.dailyには時刻式ではなく実行可能な日次scriptを置き、上位のschedulerがまとめて起動する。
実際に確かめる
一時的な検証環境で実行できる例です。
test -d /etc/cron.daily && printf '%s\n' /etc/cron.daily期待される結果
/etc/cron.daily(存在する環境)理解のポイント
- dailyは日次
- ファイル内に5時刻欄を書かない
- 実行時刻は別設定
確認時の注意
- 確認環境: Linux / ディレクトリ存在確認のみ
基礎のおさらい
run-parts
ディレクトリ内の実行対象やファイル名規則はrun-parts実装とディストリビューション設定に依存する。
anacronとの連携
常時稼働しない端末ではanacron等がdailyジョブの取りこぼしを後から実行する構成がある。
問題IDKP-107-692
確認環境Linux / ディレクトリ存在確認のみ
最終技術確認2026-08-13
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