1.2基礎
住宅会社は過去の成約記録から、未成約の住宅の価格を金額として見積もりたい。
比較のため、金額を返す用途と、あらかじめ決めたラベルを返す用途を区別する。
回帰に適した用途はどれか。
× 不正解
住宅の価格を金額で見積もるなら回帰、価格帯などの既定ラベルを直接選ぶなら分類。判断の基準は、出力を業務でどう使うかである。
詳細解説
誤りメールを迷惑メールか通常メールかに分類する
迷惑メールと通常メールは二値分類のラベル。0と1で符号化しても、その数字はカテゴリを表す。
誤り画像内の物体位置を矩形で検出する
画像中の物体とその位置を出す物体検出。枠の座標に数値を使っても、この用途は物体の検出と位置特定である。
正しい住宅の販売価格を予測する
モデルの目的変数は価格帯の名前ではなく、売却価格という数値。金額を見積もる回帰が適する。
誤り顧客を購買傾向でグループ化する
ラベルのないデータから購買傾向のまとまりを探す用途はクラスタリング。既知の成約金額を学習する回帰とは目的が異なる。
公式資料で確認する
以下の項目を公式資料の記述と照合して確認します。
AWSのモデル種別の説明を確認する。同じ住宅で「3,250万円を見積もる」場合と「3,000万〜3,499万円の価格帯を直接選ぶ」場合の目的変数を比べる。
参考にした公式資料
確認できる内容
3,250万円という金額の見積もりは回帰。価格帯を直接選ぶ問題は分類で、価格帯を番号で符号化しても分類のまま。
理解のポイント
- 連続値
- カテゴリ
- 予測タスク
確認時の注意
- 確認環境: AWS公式資料と架空の住宅価格を使う机上演習
- 価格帯を表示する画面でも、モデルが金額を予測するか価格帯を予測するかを確認する。
基礎のおさらい
金額と価格帯
金額を見積もってから業務ルールで価格帯に分ける場合、モデルの出力は金額であり回帰。モデルが価格帯を直接選ぶ場合は分類になる。
カテゴリの番号
カテゴリを0、1などで記録しても、番号の大小を金額として使うわけではない。
問題IDAWS-AIF-004
確認環境AWS公式資料と架空の住宅価格を使う机上演習
最終技術確認2026-11-07
誤り・権利侵害を報告